水道専門用語収録目次:幕板・巻厚

水道修理修繕隊

専門用語一覧

幕板
幕板は、水道工事において重要な役割を果たす要素であり土木工事や水道工事における基盤や施設の構築に使用されるものです。幕板には、特に以下の2つの意味があります。
型枠の構成部分としての幕板
幕板は、型枠工事においてコンクリートが流し込まれる際に直接接する板状の材料です。
a.機能: コンクリートが流し込まれる際に、その形状を保持し均一な表面を形成する役割を果たします。
b.材料: 一般的には木材、鋼材、プラスチックなどが使用されます。木製の型枠や鋼製の型枠に使用される幕板があります。
土工事における土留め用の幕板
幕板は、土工事において、掘削面の土が崩壊しないように土を支える板として使われます。
a.機能: 土砂の崩れを防ぎ安定した施工環境を維持するために使われます。土砂の圧力を受け止め崩れないよう支える役割を果たします。

これらの幕板は、工事現場において安全で効果的な工事を行うために欠かせない要素であり、適切な材料や設置方法が選ばれます。



巻厚
「巻厚(まきあつ)」は、水道工事や管工事における管の厚さを表す用語です。これは、配管や管路の管体の厚みを示す重要なパラメータであり安全性や耐久性に影響を与えます。以下で巻厚について詳しく説明します。
概要
巻厚は、配管や管路の管体の壁の厚みを指します。これは、内径と外径の差によって表され一般的には外径が大きくなるに従って管壁の厚さも増加します。
重要性
巻厚は、管の強度や耐圧性、耐摩耗性などに影響を与えます。適切な巻厚を持つ管材を選定することは、配管システムの性能や安全性を保つ上で非常に重要です。
材料ごとの巻厚
管の材料によって適切な巻厚が異なります。例えば、鋼管、プラスチック管、銅管など、それぞれの材料に適した巻厚が定められています。
規格と基準
各国や地域、産業によって巻厚に関する規格や基準が定められており、これに基づいて設計や製造が行われます。これらの規格は、材料の特性や使用状況、負荷に応じた適切な巻厚を定めています。
設計および選定
工事やプロジェクトの要件に応じて適切な巻厚を選定することが重要です。設計段階での適切な材料選定と巻厚の決定は、耐久性や安全性を確保するために欠かせません。

巻厚は、水道工事や管工事において配管システムの耐久性や安全性を保つために重要なパラメータであり材料選定および設計段階で適切に考慮される必要があります。